シネアド(映画館CM)は上映作品によって価格設定が違うのか
映画館でのCM、シネアドの値段はいくらでしょうか。どんな映画ならどのくらい費用がかかるのでしょうか。当然の疑問だと思いますが、ちょっと意外な答えになるかもしれません。
このコラムでは、シネアドの上映作品による価格設定について解説いたします。
目次[非表示]
- 1.シネアド(映画館CM)の上映作品購入価格について
- 1.1.シネアドの購入方法
- 1.2.期待作のテレビCMは高い?
- 1.3.期待作の映画のシネアドは高い?
- 1.4.ヒットしたら後から費用が追加される?
- 1.5.タイトルは価格に一切関係がない?
- 2.シネアドはキャンペーンも多い
- 3.まとめ
シネアド(映画館CM)の上映作品購入価格について
・シネアドの価格について解説します
・この記事は2分で読めます
シネアドの購入方法
シネアドの購入方法は主に映画館で選ぶか、上映する作品で選ぶかになります。
基本的にはエリアで設定する場合に映画館を選択し、性別や年齢、家族構成などの属性で設定する場合にはその映画の内容を鑑みて作品で選びます。
もちろん、それらを組み合わせて検討することが多いのですが、今回は上映作品による価格に関して解説させていただきます。
期待作のテレビCMは高い?
テレビCMと比較してみましょう。
テレビ番組の大ヒットドラマがあって、続編が強く希望されています。視聴率も非常に高いことが期待されます。
そんな待ちに待った大ヒットドラマの続編に、番組提供をして毎週テレビCMを流す。
非常に高額な費用がかかりそうですよね?
そのとおりです。地域にもよりますが、基本的にはやっぱり大金を支払ってでも効果に見合うと判断する企業が多くいますし、安価で番組提供枠は手に入らないと思ってよいかと思います。
それではシネアドの費用も同じように、話題作やヒット作の続編でのシネアドは高額になるのでしょうか?
期待作の映画のシネアドは高い?
シネアドは事前に費用が確定するものです。
上映する作品を指定した場合、その作品がどれだけの人に見られるか、つまり観客動員数は事前にはわかりません。
しかし、公開前からスクリーンの数や座席数がわかっていますので、観客動員数も予測されています。
そうなると予測された観客動員数で金額が変わりそうですね。
さて、それでは首都圏の映画館で来場者予測が12万人の作品と、同じ条件で4万5千人の作品であればCMの金額は3倍近く異なるのでしょうか。
意外と思われるかもしれないですが、なんと同じ金額で販売となります。
ヒットしたら後から費用が追加される?
インターネット広告をメインにやられている方なら、この心配をする人もいるかもしれません。
クリック課金のように実績に応じて費用が変動するタイプですね。
こうなると期待されてない作品だったのに、思いがけずブームになって広告費がかかってしまったなんていうことになりそうです。
しかし、それはまったくの杞憂です。シネアドは公開後に映画が思わぬヒットになって多くの人が見たからという理由では、価格が増えたりはしません。事前に決められた金額のみのお支払いです。
シネアドは予測動員人数や、観客動員数の結果によって金額が変わるわけではないのです。
タイトルは価格に一切関係がない?
さすがに上映される映画も、来場予測が4万人の映画と50万人の映画では後者の方が基本的に金額は上です。
まったく関係がないということはないのです。ただし確実に比例するというような明快な指標はありません。10倍動員するから10倍の費用というようなルールになっているわけではありません。
ですから人気作の続編や話題作だからといって、シネアドの価格が高すぎて検討できないということもないと考えていただいて大丈夫です。
シネアドはキャンペーンも多い
さらにシネアドでは、キャンペーンがよく行われます。
おトクなパック料金や、タイミングでセールになることも多々あります。
つまり、シネアドの費用はそのときに条件を聞いてみないとわからないことが多いのです。たまたま首都圏でキャンペーンをやっていて、かなりの来場者期待されているのに安価で実施できる場合もあります。
さらに映画がヒットせずに来場数が少ないというリスクヘッジのための、観客動員保証というキャンペーンもあります。この場合、来場数が保証された人数を上回るまで上映を止めないという保険がついています。
予想以上にヒットした場合は、ただのラッキーとして享受できる。しかも不発となった場合には保証がついている。なんとも広告主にとって非常に嬉しい広告商品だと思いませんか?
まとめ
シネアドの上映作品による価格設定についてのまとめです。
- 映画作品の予測観客動員数で価格は決まらない
- どんな話題作や大ヒット間違い無しの映画でもシネアドは検討可能
- 大ヒットしても後から追加費用を要求されることはない
- キャンペーンなどもあるので広告費はいつも変動している
- 動員保証というリスクヘッジできるキャンペーンも存在する
結論としてはシネアドの価格は様々な要因の組み合わせなので、一概に言えないのですが、少なくとも映画のタイトルがどれだけ期待されているビッグタイトルだとしても検討は可能です。
もちろんエリアの指定や期間など、条件はさまざまですから、まずはご相談を。
総合広告代理店の廣告社が対応させていただきます。