強まるデジタル音声メディアでの広告に注目!
音声メディアの時代が来る、と言われています。ますます高度情報化社会になり、現代人はこれ以上目から情報を摂取するのはもはや限界。これからは耳からの情報摂取機会も増加していくことでしょう。
このコラムでは、今流行のデジタル音声メディア、Spotifyとradikoについて解説いたします。
目次[非表示]
- 1.デジタル音声メディアについて
- 2.デジタル音声メディアの特徴
- 2.1.デジタル音声広告メディアの未来
- 3.Spotifyについて
- 3.1.Spotifyでの広告について
- 4.radikoについて
- 4.1.radikoでの広告について
- 5.音声CMの費用について
- 6.まとめ
デジタル音声メディアについて
・主流のデジタル音声メディア、Spotifyとradikoについて特徴を解説します
・この記事は3分で読めます
デジタル音声メディアの特徴
デジタル音声広告メディアの未来
一日のうち、目が使用できる時間帯はすでに飽和状態。テレビもそうですが、スマホでゲームや漫画、動画などを楽しんでいます。
目は多忙を極めていますが、まだ耳は空いているのです。仕事中、通勤中、ジョギングなどの運動中。家事や育児など何かをしているとき、耳にはまだ余裕があるんですね。
音声メディアにおいてもやはり時代はデジタルで、スマートフォンでの再生がメインとなります。
そこで注目を浴びているデジタル音声メディア。2019年は7億円に過ぎなかったデジタル音声広告市場は、2025年には420億円になるという試算があります。※
注目のデジタル音声広告、検討するならお早めに!
※出典:デジタルインファクト調べ https://digitalinfact.com/release200330/
Spotifyについて
デジタル音声メディアとして飛ぶ鳥を落とす勢いなのがSpotify。世界最大の音楽ストリーミングサービスです。無料で音楽を楽しむことができ、広告サポートによって運用されています。79カ国以上に普及し、5000万以上の楽曲を、2億8600万人が聞いています。※
日本におけるSpotifyの特徴はユーザーが若く、アクティブである点です。
35歳未満が70%以上を占め、通勤通学や運転など移動中の利用が多くなっています。一日の平均利用時間は128分。ユーザーは映画館やドライブ、運動などの活動時間が平均の2倍近くあるというデータがあります。※
※2020年6月時点 Spotifyによる発表
Spotifyでの広告について
代表的なのがオーディオ。楽曲間のブレイクに音声CMが配信されます。再生できるデバイスは、スマホ、タブレット、デスクトップ、Web、スマートスピーカー、自動車と豊富。好きなデバイスを選択可能です。
音声以外にも、アプリ画面を開いた際に全画面でディスプレイバナーを表示するモバイルオーバーレイというディスプレイ広告や、アプリの画面を見ているときに再生できるモバイルビデオテイクオーバーという動画広告など複数あります。
広告を全部視聴することでその後30分間は広告が出なくなるスポンサードセッションという面白いものも。ユーザーが視聴するか選べるため高エンゲージメントとなっています。
クリック広告も可能ですし、音声メディアでありながらもデジタル特有の広告が数多く用意されています。
radikoについて
電波によるラジオとradikoの違いとは何でしょうか。
1つは聴取環境の違いです。ラジオはお店や事業所、車の中などでつけっぱなしにしておくことが多いものです。radikoはスマートフォンでイヤホンなどをつけて聴くことが多くなっています。つまり聴くときの姿勢が異なります。
もう1つはタイムシフトができる点です。朝に朝放送のラジオ番組ではなく、前日深夜のラジオ番組を通学、通勤中に聴く、という方がいるのですね。好きなパーソナリティの番組を好きな時間帯に楽しんでいます。有料会員限定となりますが、エリアフリーの機能もあるので北海道の番組を聞いている沖縄のリスナーもいます。
聞きたい番組を能動的に聞いている点で、Spotifyと非常に近いものがあります。それが音楽なのか、番組なのかという違いです。
なお、radikoのユーザーの一日の平均利用時間も約130分とSpotifyとほぼ同じですが、年齢と性別は大きく異なり、40、50代の男性がメインで特にサラリーマンが多くなっています。※
※2020年12月時点 radiko媒体資料より
ラジオCMとradikoについては、下記のコラムで解説しています。
radikoでの広告について
一般的なラジオCMとなると、時間帯を指定するスポットと特定の番組の提供をするタイムのいずれかになります。
radikoであっても番組とCMは同じものが流れるのですが、radikoではPR、つまり自局での番組紹介や局報の枠がありません。radikoではここがCMになるのです。
このradikoだけに用意されたCM枠では、デジタル音声メディアならではのCMになります。Spotifyと同様にアプリの設定に合わせることができます。
番組や時間を指定するのではなく、過去の番組聴取履歴からターゲティングして個別にCMを再生できます。他にも家族情報や興味関心などを設定することも可能ですので、ラジオCMに比べてCMを試しやすいかもしれません。
音声CMの費用について
音声CMのメニューや金額については下記からご確認ください。Spotifyやradikoならではの広告をご検討であれば、直接お問い合わせください。
まとめ
デジタル音声メディアについてのまとめです。
- 視覚による情報摂取に限界が訪れて聴覚による情報のマーケットが広がっている
- 音声メディアにおいてもデジタルが主流で今はSpotifyとradikoが人気
- Spotifyユーザーは若い世代が多くアクティブである
- radikoのユーザーは主に4,50代の男性を中心とした働き盛り
- Spotifyでは音声以外にも動画やディスプレイ広告など豊富な広告手法がある
- radikoは通常のラジオCMと別にCM枠があり属性によるターゲティングができる
Spotifyもradikoも、デジタルですのでターゲティングは細かく可能です。しかし、通常のラジオCMにもメリットはいっぱいあります。
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