ラジオCMの特徴やメリットなどの基礎知識
ラジオについてどんな印象がありますでしょうか。まったく聞かないという人もいれば、大好きという人もいるラジオ。テレビよりも古くからあるメディアですが、今ラジオを聞く人は増えています。
ラジオCMの基礎知識は、下記から無料でダウンロードいただけます。
このコラムでは、ラジオそのものの特徴とラジオCMに向いている例に関しても解説いたします。
目次[非表示]
- 1.ラジオCMについて
- 2.ラジオの特徴
- 2.1.ラジオというメディアについて
- 2.2.聴取率について
- 2.3.ラジオCMの特徴
- 3.やっぱり車内
- 4.他にも仕事中に
- 5.地域限定のサービス業も
- 6.radikoの登場
- 7.ラジオCMの費用について
- 8.まとめ
- 8.1.ラジオCMについてのまとめです。
ラジオCMについて
・ラジオCMについて特徴を解説します
・この記事は3分で読めます
ラジオの特徴
ラジオというメディアについて
そもそもラジオとはどういうメディアでしょうか。テレビよりも歴史を持っていることから古いメディアだと思われていたり、携帯ラジオは防災グッズとして扱われているために普段は聞かないものだと思っている人もいるかもしれません。
もともとは無線電信を意味するradiotelegraphyの略でradioと呼ばれるようになりました。ラジオコントロール(ラジコン)のラジオと同じで電波を意味する語源ですが、今ではアナログの電波で放送されているものだけではなくなりました。音声のみ、または音声をメインとしたメディアを指します。
アナログではFM,AMの他に短波、長波があり、BSやCSでデジタル衛星放送もされています。インターネット専門のラジオ局もできるなど、ラジオを聴くチャネルは広がっています。
聴取率について
聞いている人が増えている、と言われてもピンとこない人も多いかも知れません。そもそもどのくらいの人がラジオを聞いているのかというのは聴取率というものでわかります。
テレビの視聴率に該当するもので、視聴率と同様にビデオリサーチ社が調査しています。「ラジオ個人聴取率調査」と呼ばれており、関東では年に6回。関西や中京エリアでは年に2回の一週間がその調査期間となっています。
この調査する期間をラジオ局ではスペシャルウィークとしており、豪華なゲストを用意したり特別な企画やキャンペーンが行われます。
ラジオCMの特徴
ラジオはテレビと異なりチャンネルを変えることが少ないという特徴があります。テレビだとCMに入ったときに他に変えてしまうことがあるかと思いますが、ラジオではあまりありません。また、録音で聞くことも少ないのでCMが飛ばされることもありません。これは広告主としては嬉しい特徴です。
では、ラジオはどういった場所でどういった人に聞かれているのでしょうか。
やっぱり車内
まずは自動車の中でしょうか。タクシーに乗ったときもラジオが流れていることが多いと思います。交通情報が頻繁に入ることが特徴でもあるラジオは、タクシーやトラックのドライバーはもちろん運転中の情報収集として聞かれることが多いのです。
ラジオCMもその特徴を生かして、ドライバー向けのCMはよく放送されます。下記に例をあげます。
- カー用品店
- 中古車販売買取、カーディーラー
- 車検、点検、自動車整備
- 眠気覚ましのドリンクやガムなど
紹介する商品やサービスがドライバー向けのものであれば、ラジオCMは外せない選択肢になるでしょう。
他にも仕事中に
立ち食いそば屋にふらりと立ち寄ったらラジオが聞こえる。そんな経験はないでしょうか。店舗や事務所など働きながら聞くことも多いのがラジオ。あまり仕事中にテレビは見られませんが、事務作業をしながら聞いたり、食事を販売しながら聞いたりしていることも。
そのため、ビジネスに関するCMもラジオに向いています。特に個人事業主や中小企業向けのものが多く放送されています。下記に例をあげます。
- 法律事務所、会計事務所
- 工務店、空調設備
- 人材派遣、人材紹介サービス
- オフィス用品や業務機器の販売買取
頻繁にラジオを聞いている間に、うちの会社もこれを試してみようか、電話してみようかと考えていただけます。
地域限定のサービス業も
ラジオの特性の一つは地域密着なので、エリアを限定して広告できるところがやはり魅力です。ラジオは車で買い物に行く際や、家事をしながら聞くこともあります。
そのため、家庭向けのCMでも店舗展開やサービスの範囲が限定的なものは効果的です。下記に例をあげます。
- 害虫駆除、水や鍵のトラブル対応サービス
- 引っ越し、不用品買取
- 家事掃除代行サービス
- 菓子店、レストランチェーンなど
テレビに比べて安価なために長い期間多くの本数を放送できることももちろんですが、いざというときに思い出せるのも音声メディアであるラジオの特徴になります。普段耳にしている商品名や屋号、ブランドは信頼性を高めます。
radikoの登場
パソコンやスマートフォン、スマートスピーカーでラジオを聞くことができるradiko。総ダウンロード数は3000万を超え、月間アクティブユーザー数は約700万人※となっています。インターネット時代になったことでラジオを聞く人は実は増えているんですね。
※2019年3月時点
しかもradikoではタイムシフト視聴が可能です。過去一週間のラジオ番組がいつでも聞くことができます。ここで広告主に嬉しいのはこのタイムシフト時のCMにもオンエア時のCMが流れるということです。テレビの場合、見逃し配信時に放送されるCMは別のものになります。
radikoの登場で通勤や通学中などに前日の深夜ラジオを聞くなど、新しいラジオの習慣が始まっています。更にはインターネット専用のラジオも登場し、アイドルや声優のラジオを若い方が楽しむようになってきましたし、Youtuberがパーソナリティの番組も増えています。
ラジオは今、目まぐるしく変化しています。
ラジオCMの費用について
ラジオCMのメニューや金額については下記からご確認ください。
ラジオCMの事例については下記で紹介しています。
まとめ
ラジオCMについてのまとめです。
- ラジオCMはチャンネルを変えられたり飛ばされたりしにくい
- ターゲットがドライバーなら特に有力な手段
- 仕事中に聞くことが多いので個人事業主や中小企業向けのサービスにも有効
- 地域を限定し長期で放送ができる点がメリット
- radikoのタイムシフト視聴は無料でCMもそのままなのでオンエア後も1週間はCMの効果が持続する
ラジオと一口にいってもAMやFMの違い、チャンネルの特性、番組提供かスポットか、考えることは多々あります。
ラジオCMに興味をお持ちなら、ご相談はお気軽にCMの窓口から。
総合広告代理店の廣告社が対応させていただきます。