タイムCMとスポットCMの違いを知ろう!
タイムCMとスポットCMという言葉を聞いたことがあるでしょうか。実はテレビCMといってもタイムとスポットでは目的も効果もまったく違うのです。
このコラムでは、タイムCMとスポットCMの違いから、その判断基準に関しても解説いたします。
目次[非表示]
テレビCMを放送する上でのタイムとスポットの選び方
・タイムCMとスポットCMについて特徴を解説します
・この記事は3分で読めます
テレビCMの種類について
タイムCMとスポットCM以外にも下記のようなものがあります。
- ミニ番組
- インフォマーシャル
- ペイドパブ
- SAS
SASについては下記のリンク先で詳しく解説しています。
このコラムではテレビCMにおけるメインの2種類であるタイムCMとスポットCMについて説明いたします。
タイムCMは番組を選ぶCM
タイムCMを実施するというのは、番組のスポンサーになるということです。「この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りしております」というフレーズは耳にしたことが有るでしょう。この際に提供する貢献度によってはブランド名やキャッチフレーズを読み上げるアナウンスがつきます。
基本的にそのテレビ番組に対するスポンサーとなってテレビ番組内のCMとして放送されるのがタイムCMです。
ネットタイムとローカルタイム
キー局によって系列局すべての放送局で放送されるのが、ネットタイムCMです。対象の系列局がない地域を除くほぼ日本全国で放送されることになります。大型特番や、注目のドラマ、人気長寿番組などになります。当然ですが、かなりの金額になります。
キー局・準キー局は放送されるエリアが広く、視聴者数も多いので効果は抜群です。ただし、CMの放送料も高額となります。
ローカルタイムについて
いきなりネットタイムから始めるより、まずはローカルタイムを試したほうがよろしいかと思います。地域に加えて、放送される時間帯、その番組を見ている視聴者の年齢層、興味関心などを考慮してCMを放送することができます。
タイムCMはどういった番組で自社のCMが流れるのかわかっていることで安心できますし、営業相手やリクルーティングの際に提供している番組名を言うことができるメリットがあります。
スポットCMはおまかせCM
スポットCMは大まかな時間帯だけ指定して、その中で予算に応じて放送します。
主にSBとPTに分かれます。SBは番組が終わって次の番組始まるまでの間のこと。PTはタイムCM以外に放送する番組の途中のCM枠のことです。
その際に指定できるスポットCMの放送パターンについては下記のテレビCMのターゲティング方法とは? をご覧ください。
タイムCMとスポットCMの判断基準は?
基本的な目的がブランディングなど長期に渡って企業やサービスの認知や好感度を高めていくことならタイムCMが向いています。
視聴者は好きな料理番組を提供しているブランドだなと記憶したり、企業名を見て家族でいつもテレビを見ているときに流れているCMの会社だな、という認識をしてもらえるのがタイムCMですね。
対するスポットCMは特定の番組を指定しないことで、様々な人に対して見てもらうことが可能です。期間も集中させることができるのでキャンペーンや新商品はもちろん、とにかく予算内で最大限多くの人に見てもらいたいという場合はスポットCMになります。
お寿司屋さんで例えるなら、タイムCMは決まった時間帯と回数が事前にわかっている「コース」で、スポットCMは決められた予算でCMを放送する「おまかせ」でしょうか。
最近はSASという1番組を選んで放送する方法も登場しました。お寿司で言うと「おこのみ」ですね。
まとめ
テレビCMを放送する広告主にとってのテレビCMの種類のまとめです。
- タイムCMは長期間でのブランディング、人気番組提供による印象アップに向いている
- スポットCMは短期間に集中的にCMを放送できるため効果も早く、予算に応じて放送ができる
- テレビ番組を指定して放送するSASという選択肢もある
初めてのテレビCMはタイムCMかスポットCMか。テレビ局によってはSASなども可能ですし検討することはたくさんあります。
その戦略を一緒に検討させていただきます。
ご相談はお気軽にCMの窓口から。
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