テレビCMの効果測定とは? 大きく3種類の方法!


広告をするにあたって気になるのが効果測定。ネット広告はわかりやすくデータが取得できますが、テレビCMの場合はどのような方法があるのでしょうか。

このコラムでは、テレビCMにおける効果測定について解説いたします。

なお、テレビCMの基本知識は、下記の資料にまとまっています。





目次[非表示]

  1. 1.テレビCMの効果測定について
    1. 1.1.効果測定に関する悩み
  2. 2.3種類の測定方法について
    1. 2.1.広告主様が取得できるデータによる測定について
    2. 2.2.リサーチによる測定について
    3. 2.3.分析ツールによる測定
  3. 3.まとめ
    1. 3.1.テレビCMの効果測定のまとめです。

テレビCMの効果測定について

  • テレビCMは効果測定がしにくいと思われているが、今は効果測定方法も進化している
  • 効果測定方法は大きく三つに分かれ、それぞれ目的とかかる費用が異なる
  • この記事3分で読めます


効果測定に関する悩み

企業や団体における広告展開に関して、昨今では小額から始めやすいインターネットによる広告の実施が先で、テレビCMをするのは後になることが多くなっています。

そろそろテレビCMを検討したいというお客様から、テレビCMなどのオフライン広告は効果測定が不安であるというご意見をよく耳にします。

デジタル広告では結果が数値化されやすいので、非常にわかりやすくなっているのは事実です。

しかし、テレビCMにも各種の効果測定方法があり、多くのお客様が目的に応じた方法で効果を測定、検証を行っています。


3種類の測定方法について

弊社で比較的よく実施している測定方法は、下記の3種類になります。

  1. 広告主様が取得できるデータによる測定
  2. リサーチによる測定
  3. 分析ツールによる測定

どの測定方法が相応しいかは、目的や測定したい内容によって変わります。

それぞれについて詳細を記載いたします。


広告主様が取得できるデータによる測定について

広告主様で取得できるデータから計測する方法です。

目的が、コストに対して問い合わせや売上がどのくらい増えているのかを知りたい場合は、こちらの測定方法が向いています。

売上や販売数、コールセンターへの入電数や契約数などのデータは、主に広告主様が保有されているものになりますので、これらのデータを用いて効果を計測します。


測定できる項目の例

  • 問い合わせ数(電話やFAXなど)
  • 販売数
  • 売上
  • 検索数
  • WebのPVやコンバージョン数  等々

テレビCMの放送前後で効果を比較することや、テレビCMを放送した地域や時間、投下GRPに対して、問い合わせや販売数にどう影響したのかなどを計測して、効果を検証していきます。

効果測定にかかる費用としては、三つの中では一番かかりません。

昔に比べ、CM放送時の検索数やPVの増加がわかるようになったことで、テレビCMの影響もわかりやすくなっています。


リサーチによる測定について

マーケティングリサーチによって計測する方法です。

生活者に対してアンケート調査をすることで効果を測定します。昔は郵送によるアンケート調査が主流でしたが、今はインターネットでの実施がほとんどです。

こちらの方法で測定する場合、以下のような項目について取得します。


測定できる項目の例

  • ブランド認知/イメージ
  • CM認知/イメージ
  • ブランドや商品の理解
  • 興味/購入意向 等

テレビCMの目的が、ブランド認知やイメージアップなどである場合は、特にリサーチによる効果測定がおススメです。

どのような設問で調査をするのかにもよりますが、ブランド認知だけでなく、そのテレビCMが、誰に認知され、どのように評価され、どのような態度変容や行動(興味/意向/購入など)に繋がったのかを測定することが出来ます。

さらに、性別、年代別やターゲット別に分析することも出来るため、より深くCMの効果を評価することが出来ます。

費用については規模によりますが、調査費用がかかります。こちらも昔に比べるとインターネットによる調査ができるようになったことで、早く、そして多くの回答が得られるようになっています。


分析ツールによる測定

分析ツールは複数ありそれぞれに特徴があるのですが、今回はテレビCMでCPA(Cost per Action)分析を行うことが可能な測定ツールを例に紹介させていただきます。


測定できる項目の例

  • 売上などへの貢献度
  • CM素材のABテスト結果
  • 時間帯、放送枠毎の比較結果
  • 次回放送時の改善策

継続的にテレビCMを行いながら、効果をより向上させるためにPDCAを回すツールです。

CM素材や放送局、放送枠について効果やコストパフォーマンスを合理的に分析できます。

費用については、ツールの使用料金としてそれなりにかかりますので、ある程度のテレビCM出稿量がある場合におすすめです。ツールは条件やキャンペーンによって無料や安価で利用できることもあるので、利用を検討している場合はまずは相談するのがよいでしょう。

このようなツールは日々アップデートされており、テレビCMの効果測定方法も進化し続けています。


まとめ


テレビCMの効果測定のまとめです。


  • テレビCM効果測定は大きく3種類あり、目的によって選ぶことができる。
  • 売上や問い合わせ数が目的なら「広告主様が取得できるデータから計測」でかかる費用は小。
  • ブランド認知やブランドイメージ向上が目的なら「リサーチによる測定」でかかる費用は中。
  • 継続的にCMを行ってよりよい効果を模索したいなら「分析ツールによる測定」でかかる費用は大。
  • テレビCMの効果測定は日々進化しているので、悩みがあれば相談するのが吉。


テレビCMは効果があるがわかりにくいとお考えの方もいらっしゃると思いますが、目的にあわせて効果測定方法はいくつか用意されており、分析ツールも進化しつづけています。

なお、弊社で広告を実施させていただいた場合には、効果測定を特別価格にて実施させていただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

総合広告代理店の廣告社が対応させていただきます。

お問い合わせ

テレビCM・ラジオCM・YouTube広告・シネアドに
ご興味をお持ちの方は、お気軽にご相談ください

Recommended
おすすめの資料

人気記事ランキング

カテゴリ一覧

タグ一覧


logo
TOPへ戻る