【シネアドコラム】シネアドについての基礎知識
シネアドをご存知でしょうか。映画館で映画の開始時刻に席に座ったときに、映画の予告編の前にコマーシャルが流れることがあるかと思います。それがシネアドです。
このコラムでは、シネアドの特徴から、購入方法に関しても解説いたします。
目次[非表示]
- 1.シネアド(映画館CM)について
- 1.1.映画館におけるCMの特徴
- 2.レギュラー放映でがっちり地域に浸透
- 3.もちろんできますスポット放映
- 4.まとめ
- 4.1.シネアドについてのまとめです。
シネアド(映画館CM)について
・シネアドについて特徴を解説します
・この記事は2分で読めます
映画館におけるCMの特徴
映画館で放映されるCMがテレビと違うのは、もちろん画面の大きさが違います。テレビCMでは難しい90秒、120秒といった長尺のCMを放映することもできます。音声も高いクオリティで放映されるのでCMそのものに凝ることができるという点もありますが、一番大きく異なるのは映像を見る集中力でしょうか。
スマートフォンの電源を切って、映画が始まるのを待っている際に流れるシネアド。観客は本編の映画と同様にスクリーンをじっと見ています。他のメディアにありがちな、ながら観やうわの空という状態が非常に低いのです。
一度見たシネアドを覚えているか調査した結果、85.5%が認知し、76.6%が商品サービス名を理解していた※というデータもあります。
※ビデオリサーチ社 シネアド媒体効果調査2016より抜粋異業種9素材のシネアド上映後の出口調査
また大きな特徴は、当然ですが映画館を選べることです。県や市どころかピンポイントに街を選ぶことができます。
映画館ごとに価格は異なります。立地やスクリーン数、座席数などさまざまな点を考慮して選ぶことになります。もちろん、CMの尺によっても金額が変動します。
映画館を選んだ後は、購入方法を選択します。その購入方法について解説していきます。
レギュラー放映でがっちり地域に浸透
26週間、52週間といった長い期間をかけてその映画館の全スクリーンに放映するのがシネアドのレギュラー。長期契約のためその分一回当たりの放映費用はリーズナブルになります。
映画館はデートスポットでもありますので、地域に加えてカップルや新婚向けのターゲティングをしていることが多いようです。下記に例をあげます。
- 工務店
- 住宅展示場、モデルルーム
- カーディーラー
- 結婚式場
映画館の来場者にはこれから結婚するであろうカップルが多いので結婚式場であったり、これから家を買う、引っ越す、車を買うということを期待して放映されていることがわかります。
もちろんできますスポット放映
シネアドのスポットは2週間単位の放映になります。
その地域に新しく出来た施設や、出店を開始した際に実施するのが効果的です。テレビCMに比べれば安価であることも重要なポイントです。
下記に例をあげます。
- レストラン
- スポーツジム
- ホテル
- テーマパーク
来場者が映画が終わった後に行こうと話しあったり、今度遊びに行こうと誘う声が聞こえてきそうですね。
スポット放映の金額の目安は下記のページでご確認ください。
シネアドスポットは作品を選ぶことも
特定の映画作品を指定することも可能です。小さなお子様向けのアニメ映画や、女子高生に支持される青春映画などを指定することできっちりターゲットを絞り込むことができます。更にはその映画ならではという効果を上げることもできます。下記に例をあげます。
- 医療法人(医療ドラマの映画)
- 害虫駆除(モンスターと戦う映画)
- 私立大学(受験生が主人公の映画)
CMそのものが映画とリンクしているため、記憶に深く残ります。
上記のような作品とのマッチングもできますし、映画館と映画作品を選ぶだけでもかなり精度の高いターゲティングができます。
まとめ
シネアドについてのまとめです。
- 映画館で放映されるシネアドは映画館を指定することでピンポイントに地域を指定できる
- シネアドは意識を集中して見られるCMなので記憶に残りやすい
- 長尺だったり大画面やクオリティの高い音声を活かしたCMの表現が可能
- 長期契約でリーズナブルなレギュラーと2週間から実施できるスポットがある
- スポットの場合は映画のタイトルを選ぶことで更にターゲットが絞れる
- 作品指定なら映画の内容にあわせたCM制作も可能
もちろんテレビCMなど他の媒体と比べて本当にシネアドが向いているのかどうか、そこから考える必要があるでしょう。
その戦略を一緒に検討させていただきます。
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